米国デラウェア大学の研究チームは大気中のCO2を99%除去できる方法を偶然発見した。開発中の燃料電池を使って毎分10リットルの空気をろ過し、周囲のCO2を除去できるという。この仕組みを自動車や航空機、宇宙船、潜水艦などに応用すれば、さまざまな排気ガスからCO2を取り除くことが期待される。価格も112米ドル(約1万3,000円)ほどで経済的なため、実用化しやすい。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。