ブロックチェーン技術を活用して「患者が自分の健康情報を自分自身で管理・所有できる電子カルテ」を普及させる動きが進んでいる。国民皆保険制度のない国や地域では、民間の保険料を払えない人が医療を受けられない事態も起きている。誰でも平等に医療にアクセスできるよう、患者の健康情報が患者自身の手に渡ることで、患者はデータを元手に医療を無料で受けられるようになることを期待されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。