
【3/4開催】ReFi×インパクト投資×システミックデザインから見る、 新しい経済システムと金融の未来
いま注目を集める、再生型金融「ReFi」とは?
オルタナティブな経済システムをめぐるトークセッションを開催!
2025年には世界の資産運用残高の約3分の1を占めるといわれるESG投資市場。しかし、市場の枠外に目を向けると、環境再生や社会課題の解決を目指すプロジェクトや事業に対する資金供給や経済的インセンティブの仕組みが依然として整っていないのが現状です。気候変動や生物多様性の損失、様々な社会課題などが深刻化する中、より根本的なシステムレベルでの変革が求められています。
そのような中、個人や企業が経済活動を通じて環境再生や社会的インパクトを創出できる、新しい経済システムを実現するためのアプローチが期待されています。Web3技術を活用したReFi(Regenerative Finance:再生型金融)、投資を通じて社会的インパクトを生み出すインパクト投資、そしてシステム全体をデザインし直すシステミックデザインなど、多様な手法が模索されています。
IDEAS FOR GOODの姉妹メディア「HEDGE GUIDE」は、サステナビリティ・ESG領域を専門に扱う金融・投資メディアで、2025年1月、この新しい潮流を詳細に分析した「ReFi Ecosystem Report 2024」を発表。世界100のReFiプロジェクトの事例を通じて、カーボンクレジットのトークン化や再生可能エネルギーのDAOプロジェクト、地域コミュニティと連携した環境再生の取り組みなど、具体的な実装例を紹介しています。
本イベントでは、日本初のReFiプラットフォーム「KlimaDAO JAPAN MARKET」を率いる濱田翔平氏、インパクト投資の理論と実践を牽引するSIIF(一般財団法人社会変革推進財団)の古市奏文氏、そしてシステミックデザインの手法を用いて複雑な社会課題の解決に挑むACTANTの南部隆一氏をゲストに招き、金融・投資の新しいパラダイムがもたらす可能性について探求します。
当日の流れ
14:30-14:50 オープニング・イントロダクションセッション
14:50-15:50 インスピレーショントーク
– 濱田 翔平 氏(KlimaDAO JAPAN株式会社)
– 古市 奏文 氏(一般財団法人社会変革推進財団(SIIF))
– 南部 隆一 氏(株式会社ACTANT /合同会社型DAO Comoris)
15:50-16:50 パネルディスカッション/Q&A
(ディスカッションテーマ例)
– ReFiは金融とビジネスの在り方をどう変えるか
– システミックデザインによる社会変革の可能性
– ReFiは地域のローカルな社会課題解決への市民参加を促すか?
– ReFiの課題と展望
16:50-17:00 クロージング
17:00-17:30 ネットワーキング
※変更になる場合がございます
こんな方におすすめ
- 金融・投資を通じた環境再生や社会課題解決に関心がある金融機関の方
- 環境再生や社会課題解決の実務に携わり、より本質的な変革を模索している方
- 環境価値の定量化や取引の仕組みづくりに関心のある事業会社の方
- 地域活性化やコミュニティ再生に金融の側面からアプローチしたい自治体・地域金融機関の方
- Web3技術を活用した社会課題解決の可能性を探っているスタートアップの方
イベント概要
開催日時:2025年3月4日(火) 14:30〜17:30(※14:10開場)
開催場所:UNIVERSITY of CREATIVITY
〒107-6323 東京都港区赤坂5丁目3−1 赤坂Bizタワー 23F(アクセス)
※入館方法はお申し込み後にご案内いたします。
参加費用:無料
主催:HEDGE GUIDE / IDEAS FOR GOOD Business Design Lab(ハーチ株式会社)
お申し込み:Peaixイベントページよりお申し込みください。
登壇者紹介
濱田 翔平(KlimaDAO JAPAN株式会社 代表)
2017年からweb3の世界に参入。プロジェクトへの投資やサポートを通じて、ブロックチェーン技術への理解を深める。2022年、世界を変える可能性を秘めたReFiに着目し、KlimaDAOのContributorとして活動開始。 2023年10月にKlimaDAOのコアメンバーと共にKlimaDAO JAPAN株式会社を設立し、KlimaDAOのソリューションやサービスを日本で展開中。また、ReFiの普及を目指し「ReFi Japan」を立ち上げ、ニュースレター配信やイベント開催を通じて、持続可能な経済システムの構築に尽力している。
古市 奏文(一般財団法人社会変革推進財団 インパクト・エコノミー・ラボ インパクト・カタリスト)
大学卒業後、メーカーやコンサルティング会社での経験を経て、 株式会社ミクシィCVCや独立系のScrumVenturesでベンチャー投資の仕事に従事。 2018年にSIIFに参画し、日本初の機関投資家を 引き入れたインパクト投資ファンドの立ち上げや、地域アクセラレータープログラムの運営責任者として活動。2022年度より現職にてインパクト投資の先行事例創出・研究などをリードしている。
南部 隆一(デザインディレクター 株式会社ACTANT /合同会社型DAO Comoris 代表)
1979年生。国際基督教大学卒。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、東京大学大学院学際情報学府にて修士を取得。廣村デザインオフィスにて、グラフィックデザイナーとして勤務後、サービスデザインファームACTANT設立。自然との共創をテーマにしたACTANT FORESTやアーバンシェアフォレスト Comorisを運営中。主な作品に「Comoris BLOCK」(2023 / 21_21 DESIGN SIGHT)など。
金融投資メディア「HEDGE GUIDE」
「未来が不安だからお金を貯める」から「安心できる未来を投資でつくる」へ。未来がもっと楽しみになる金融・投資メディア「HEDGE GUIDE(ヘッジガイド)」は、投資や寄付を通じて企業や団体を応援し、自分と社会のよりよい未来を実現したい方々に向けて、株式・投資信託・不動産・フィンテックまで様々な分野にまたがりサステナビリティやインパクトを重視した投資に役立つ最新情報、ノウハウ、インサイトをご紹介しています。2025年1月、再生型経済の実現に向けた世界のReFiプロジェクトを100件収録した「ReFi Ecosystem Report 2024」を発売。
サステナブルな事業や組織づくりを支援する「IDEAS FOR GOOD Business Design Lab」
社会をもっとよくする世界のウェブマガジン「IDEAS FOR GOOD」がこれまでの記事配信で蓄積してきた、世界中のソーシャルグッドなアイデアに関する知見やネットワークを活用したサービスです。サステナビリティやサーキュラーエコノミーの視点を自社の事業開発や商品開発、ブランディングやマーケティングに取り入れたい企業の皆様に対して、情報収集からアクションまでをワンストップで支援しています。
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