太陽の動きに合わせて向きを変え、夜や風が強い日には自動でパネルを閉じるソーラーパネル「Smartflower」。従来のソーラーパネルより40%多くのエネルギーを生成でき、天候が悪い日に閉じることで安全面も確保できる。自然の風がパネルの裏側を通るデザインになっており、この風の自然冷却の効果で、パネルの生産性が10%向上する。植物の形態や仕組みから着想を得たバイオミミクリーの一例となっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。